もうチューリップの球根?
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本当に久しぶりにお仕事のお話を少し。 先日、水曜日に「サカタのタネ」の営業マンとあっていた。 「もうチューリップ?」 「御注文お願いします。」 つい1ヶ月半前に本通商店街で咲いたチューリップをご利用者の皆さんに書いていただいた「スケッチ大会」が終わったばかりなのに。 まあともあれ、最新品種をあわせて約20種以上の1球バラ売りのチューリップを発注した。 「最近、どこも秋の球根の売り上げが下がっているんですよね。」 「そうでしょ。だって保存が簡単だし、お客も飛びつきやすいから、ホームセンターで買うよ。」 実際、園芸店や種苗店での球根の売り上げは落ちているそうだ。 一球あたりの粗利から言うと確かにHCの設定より一般販売店の方が高い。 一般のお店のアピールポイントは十分な説明と接客態度、そして独特の品揃えがお店の信頼を保ち、売り上げ維持につながる。と考えているところが多いとおもう。 でもそんなところでも売り上げは落ちてるらしい。 どうも、最近の消費者の動向は園芸離れが始まっているようだ。というより、とりあえず惰性で続けているようだ。 「去年もやったから。」 新しい園芸のスタイルを生活とより密接にしたものとして提案している雑誌や、テレビ番組が多くなってきている。 そのなかでは、育てる園芸よりも飾る園芸がトレンドになりつつある。 新しいチャンネルを新世代に開いてもらっていると考えると、飾る園芸を楽しんでいる世代に、育てる楽しさを知らせていくことが、今から専門店がしていくことのように見える。 実は、近年のチューリップは熟成した園芸の開発技術で面白い製品が出てきている。 例えば、一種類のチューリップの色の個体差を分け、その色同士を掛け合わせ、同じ品種で微妙な色の違いを出したセットのパッケージ。これは、日本人が好む微妙な色の違いを本当に手軽に味わえる商品だ。同じ品種ゆえに勿論花期がいっしょである。 チューリップというのは飾れる園芸でもあり育てやすいところにも喜びを感じていただける商品だと思う。 ちょっと考えをかえるとチャンスは転がっているんだろうか?
by nobuokajiokaivy
| 2006-05-25 23:04
| おしごと
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