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攻殻機動隊

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 先日、最近はやりのOVA(Original Video Animation)「攻殻機動隊」でおもしろいエピソードが出てきた。「最高の職人が作った義顔はその人間のDNAそのものだ。」全身を義体化(サイボーグ)し、脳を脳殻におしこめ、それで生きている人が暮らす近未来の話である。
 ぼくは仕事やいろんな役から多くの人とよく会う。そのときに一番に眼にはいるのが人の顔をである。
「第一印象でその人が判断されることが多い。身なりを気をつけなさい。」
と営業の多い会社では言われるらしい。しかし僕自身、いつもシャツをズボンから出して、ジーンズか短パンという姿で営業している。(おでぶのせいもあるけど)
そんな人間がみなりには目がいくわけがない。いくのはその人の顔だ。
 写真をやっていた時代に、普段、静物や風景、建築をテーマとしてとっていた。あるコンテストに出すためにそれまでと違う「先生」というテーマで人物を一年間とったことがある。このときに人間の姿、特に顔にその人の人生が刻まれることを推測し始めた。
 写真はその人の今の姿しか写さない。だけど写真の中の人物を、なぜか見るものは推し量ろうとする。その人物に重みをかんじとれるだからであろう。顔は推し量る上でもっとも注視する部分でる。(たまたま初めてとった「先生」というポートレイトのシリーズは年上の方が多かった。もちろん僕の先生故に畏敬の念もある。)
 最近、紹介していただいた方で顔見て、どんな人なんだ?っとためらった方がいる。
ブログランキング1位のU中T先生だ。(失礼があったらごめんなさい。ベトナムに行ってるから、読まないですよね。)
 先生とはじめてあったのは、呉のポータルサイトの関連の件だった。僕も緊張と警戒でひどい形相だったと後から先生にいわれた。
 先生の顔はユーモアがあるが一枚マスクのようなものがあると思った。だけど初めて見るタイプの顔だとも思った。
 後日、ほかの機会があり何度かお酒を飲ませていただいたときに、こんな顔の人はこうなのかってだんだんわかってきた。
 「大変機知に富み、その基には膨大な知識量があり、礼を尽くす人。その中に戦略的行為をいつも実行できる用意のある人。」こんな風に受け止めた。(いろんな人に毎日出会い、経験則を深めていくが、それに縛られるのもよくない。柔軟にアップデートできるデータベースが最高の経験則をつくる。)
 若輩者で経験不足の僕はすべて人の顔をみてわかるってことは絶対ない。だけど人の年の取り方って言うのは、顔に表れるってことはだんだんわかってきた。おそらくみんな経験的にはわかっているけどそれに重きを置くことなんてないんだろうなって思う。
 高校生の顔が嫌い、好きって言うのは流行(時代)性もあるんだろうけど、年が顔に刻まれるように、生まれ持ってきた性格が若い人の顔に表れるのかもしれない。今年十何年ぶりに同期会をするけど、みんなの顔を見るのが楽しみだ。高校生の時と違って、きれいになった人、たくましくなった人って大勢いると思う。(もちろん高校生の時から変わらずかわいいとか、かっこいいとかっていうのもありだよね。)
 とか言いながら、この文章の下手な書き方は高校生ときから変わってないような気がする。ちゃんちゃん。

by nobuokajiokaivy | 2005-08-10 10:49 | つれづれ
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