プレゼントはコンシェルジェに!

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プレゼントはコシェルジェに。

 皆さんは、「矢立:やたて」と言うのをご存じですか?僕も先日までその言葉を知らなかった。
 一緒に仕事をして頂いている友人が Advanced Dutch Diploma というオランダの国家資格オランダフラワーアレンジの資格を取ることができた。(ヨーロッパのアレンジャーの最高の資格。日本での取得者は10名程度。)彼は努力家で、いつもすばらしい物を作ることに汗をついやしている方で、尊敬できる人物の一人だ。
 その彼を祝う会が急に催されることになった。時間は「あと4時間後?」。

 祝いは何にしようか?
資格の授与式は東京のオランダ大使館で行われる。ということは、今後、海外を含めて遠方で実演や作品展示も考えられる。
 いくらオランダ流とはいえ、どこかに日本の心を持っていてほしいと言うことで「書道」をプレゼントすることにした。作品のサインは筆で書くとかっこいいだろうと容易に想像できる。さらに海外だともっといいよな!と勝手に思いをはせながらにやにやしていた。
いつもお世話になっている文房具の「ポプラドー」に早速電話をいれる。硯と一緒になった携帯セットが古い商品であるという解答が戻ってきた。
「やたてにしなよ。」「なにそれ。」電話の向こうでY本親子(電話にでてるのは息子)の会話が聞こえる。「武士が腰にぶら下げて、旅先で筆を執るときに使えるようにと作られた物よな。」「へえ」
おもしろい。その在庫は、残念ながらなかった。じゃあどこにあるか?やはり、呉周辺では熊野か川尻である。洋酒のKN田のD井さん(書道の先生)の力もあり、熊野で手に入れることができた。(なんとかパーティーの30分前に手に入れることができた。)
 もちろん結果から言うと受賞した友人は大喜びだった。はじめは友人も何につきあうものかもわからなかったみたいだ。
 現在「矢立」を実際に使う人はいないそうだ。それに取って代わったのが筆ペンだそうだ。骨董品として趣向品の部類にはいるらしい。結構風流な物なんだけどな。

 ところでみなさんは、各分野におつきあいの深い商店や会社はあるだろうか?
 僕は、探した物がある場合は各分野の専門家に自分のイメージをできるだけ詳細に伝えて、物やサービスを専門にまかせて選んでもらうことをよくする。
 特にプレゼントなんかそうだ。
ただ頼める先は、本当にいい知識を持ったいいお店に限っている。一元で入ったようなところには頼まない。(当たり前か?)
そんなおつきあいを商店としてみてはどうだろうか?癖もすべて、知り尽くしてもらってるお店とのつきあいは、時には面倒になるときもあるが、結果的にいいことができるように思っている。

 いいお店と長いおつきあいができれば、そのお店は貴方のコンセルジェになることは間違いないと思う。


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「矢立:携帯用筆記用具である。墨壺に筆を入れる管をつけて一個の用具とし、携帯の便利を図ったものである。墨壺にモグサなどを入れて墨汁をしみこませ、こぼれないように工夫してある。鎌倉時代には、“えびらの矢立”などと呼び武士がえびらに入れて持ち歩いた。江戸時代には墨壺が丸くなり、腰に差して歩くのに便利になった。真鍮製・赤銅製・陶製などがある。」(写真とプレゼントは違います。)

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by nobuokajiokaivy | 2006-02-19 18:20 | つれづれ
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