おいしい米を「地産地消」

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  うちのサファリの乗車距離は149930KMで、三原の奥を走っている。後70KMで掲示板で言うところのキリ番。どこよここは?って感じで谷を一回二回と間違えながらやっとの思いで「小坂町の一番奥の福田」についた。
 いやあ、年上の福田さんを呼び捨てしているんじゃない。福田さんにどう行けばいいと聞くと小坂町に着いたらそう聞けと言われるのだ。
 福田さんは本郷町のシルバーセンターを通して知った真面目でよくしゃべる農家さんなのだ。当社の管理している公園の手伝いをしてもらっている。
 「今年は去年に比べて、よーけ米ができてあまってるよ。」
 その言葉をきいて、以前にもらった福田さんの米の味を思い出した。横着者の僕の炊飯はつきたての物を軽く2,3回水を通しひとつまみの藻塩をいれて即炊く。蒸す時間は15分。これだけ。水にも浸さないし、洗いも少なめ。新鮮な米をおいしく味わうためには横着者をまねしてみて。
 で、なんで福田さんの米がおいしいかって言うまえに、広島のおいしい米はふたタイプあるって知ってますか?
 まずは南の棚田。音戸や倉橋の一部に残っている。作付面積は減っているがこれは本当においしい。棚田というのは、平地の水田に比べて水がいつも廻っているところがおいしさの秘訣。水田には窒素分が多くたまる。稲科の植物の根にはこの窒素分がたまりやすくなり栄養が偏るのだ。窒素分とは植物の葉や茎を育てる大事な要素ではあるが多くなると実の味を濁らせ、種の生育を悪くする。そんな棚田では早生種がよく使われる。めいいっぱい暖かい陽をうけた早生種は寒くなる前に収穫される。そのあと、天日干し(半日陰で干す)。大きくおいしい米ができる。
 次は三原・本郷の北部から三次の南部で収穫できる米だ。この地方は三次ほど寒くないが、甘さが出るには十分な寒気が秋の終わりから訪れる晩稲の米作りには最高の場所である。棚田と違い、遅めに植えた苗を十分時間をかけて育てるのである。まずは、暖かい陽を浴びて大きくなり、梅雨の雨風をあびてたくましく生き残り、灼熱の太陽で成長が止まる。最後に収穫前の寒さが味に甘さとうまみを出していく。
 この二つが広島のおいしい米「広島米」の典型なんだ。(これは梶岡論ね。ちなみに。)
だけどどちらの物も生産量が減り、どこに行っても同じ時期に収穫する無難な極早生種が広がっている。
 生産者を廻る仲買人はひとときにしか買いに来ない。それも極早生種の収穫時期。おいしくてもそうでなくても形と重さと糖度が一定以上であれば、同じ価格でA級で買われるのである。
 福田さんの作っている晩稲はその買い取り時期には、まだできあがっていない。できた頃には、不作でない限り仲買人には用がなくなるのだ。ちなみに棚田は通常の水田より労力が多くかかり棚田維持も大変なんだ。それを嗣ぐ人も少なくなっている。そのため生産量が減っているのだ。
 まあここまで書いたら、うまいって事を言いたいのがわかると思う。

 でも福田さんのおいしい米は今年は余っている。豊作でいいんだけど....
 実は、なぜ福田さんの米は買い取られないのか?それはそれ自身がおいしいとみんなが知らないからだ。それと広島で買い取られている米は一般の米でブランドバリューがないのだ。
 実は広島米は前述したように自慢できるものなのだ。なんせ近くでとれる玄米を食べる前に精米すれば本当に最高の味が味わえる。
是非この味を試してほしい。米が光りたっている。甘さが、魚に合うんだな。まあ僕のでかい腹はこれでできてるじゃないかなというぐらい食が進むのだ。瀬戸の魚を音戸の醤油で、三原の白飯に合わせていただく。これは最高でしょう?
「地産地消」は、広島県内のよい物発見なんだ。是非、身の回りの人に広島のよい物を聞いて歩いてほしい。絶対にあるはず。もちろん米だけでなく、とまと、大根、そばって広島でとれる名物ってよーけあるんじゃけどな。
ブランドになるほどまとまった生産量がないぶん、俺的にはプレミア度合いが高いんだけど。

僕のサファリは今150100KMになった。
ちょうど、お歳暮の米の配り終わったところだ。この文章と一緒でちょいと長い旅になっちゃった。(季節の心の仕事でした。)

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by nobuokajiokaivy | 2005-12-27 02:39 | つれづれ
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